七夕(たなばた)は、「織姫と彦星が年に一度、天の川で出会う物語」として知られています🌌✨
今の時期、名古屋市科学館プラネタリウムのキッズアワーでは七夕物語特集をしているかもしれません。
毎年、7/7は梅雨まっさかりですが、今年は梅雨明けが早かったので、星空が見えるかも。
実はこのお話、ただの恋物語ではありません。七夕物語の起源はさらに、**約2000年前の中国の風習「乞巧奠(きこうでん)」**にさかのぼります📜
この行事では、織姫(=機織りの女神)にあやかって、女性たちが裁縫や芸事が上達するように星に願いを込めたのです🧵💫
7月7日は、その願いを天に届ける特別な夜でした🌠
いっぽう日本にも、「棚機(たなばた)津女(つめ)」という伝説がありました。清らかな乙女が、神様にささげる布を織る神事で、こちらも“はたおり”に関係しています👘
こうして中国の伝説と日本古来の信仰が合わさり、「七夕(たなばた)」という今の形になったのです🎐
さて、なぜ一宮市で七夕まつりが大きく行われるのでしょう?🤔
実はそれも「織物」に関係しています🧶✨
一宮市は、古くから日本最大級の毛織物の産地として栄え、「尾州(びしゅう)織」の名で全国に知られました。
この「織物のまち」で、織姫の伝説にちなんで始まったのが、
🌟**「おりもの感謝祭 一宮七夕まつり」**です🎊
昭和31年(1956年)から続くこのお祭りは、織物文化への感謝と、市民の願いを天に届ける夏の一大行事となりました🏮
街はカラフルな七夕飾りと短冊で彩られ、今では全国でも有名な七夕まつりになっています✨
さて、七夕といえば短冊に願いを書く風習もおなじみです📝🎋
実はこの短冊にも、色によって意味があるんです。
🎨【五色の短冊の意味】
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🟩青(緑):人としての徳を高める
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🔴赤:家族やご先祖への感謝
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🟡黄:信頼・友情を育てる
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⚪白:ルールや約束を守る心
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🟣紫(黒):勉強や知識の向上
お願いごとの内容に合わせて色を選ぶと、さらに気持ちがこもります😊💖
🎋七夕まつりはただのイベントではなく、織姫に感謝し、自分自身の成長を願う特別な日です。
織物のまち一宮で行われる七夕まつりには、そんな歴史と想いがしっかりと織り込まれているのです🧵
(院長はわりと郷土史好きなのです🤭。)