冬になるとインフルエンザが流行するのは
「ウイルスが強くなる」だけではありません。
実は 人間の“鼻の免疫”が弱ることが最大の原因の一つです。
① ❄️鼻の中の温度が下がる → 免疫細胞が働けない
寒い空気を吸うと
👉 鼻粘膜の温度が下がります。
すると何が起こるか?
鼻の入り口には
ウイルスを最初に撃退する「自然免疫」がありますが…
温度が下がると一気に活動が鈍くなる 😨
その結果
ウイルスが侵入しても
👮「ちょっと待って!」
と止める警備員(免疫)が動けない状態に。
➡ ウイルスが増え放題になる → 感染しやすい
② 🌬乾燥で鼻の“フィルター機能”が壊れる
鼻には本来、
・湿度でウイルスをキャッチする
・粘液でウイルスを絡め取る
・線毛運動で外に追い出す
という強力なフィルターがあります。
でも乾燥すると…
👉 粘液がカラカラ
👉 線毛(鼻の中の毛)が動かなくなる
👉 ウイルスが直接奥へ侵入しやすくなる
まさに
ウイルスがフリーパスで入り込む状態🏃💨
③ 🧊寒さで血流が悪化 → 局所免疫が低下
寒いと血管がキュッと縮みます。
鼻の粘膜の血流も低下し
・免疫細胞が集まりにくい
・粘膜修復が遅れる
➡ 外敵に弱い鼻になる
④ 😷ウイルス自体も“低温・乾燥”が大好き
インフルエンザウイルスは
低温(5℃前後)+乾燥 の環境で
・長生きする
・空気中に漂いやすい
・感染力が強まる
つまり
人間も弱り
ウイルスも元気になる
という最悪の組み合わせ。
🎒👦👧そして幼稚園・小学校の帰りに“鼻洗浄”が重要な理由
寒さと乾燥で鼻の免疫が落ちている冬は
子どもが学校で吸いこんだウイルス・ほこり・花粉が鼻に残りやすい時期です。
特に午後は
・教室の空気が乾燥
・換気で冷たい空気が流入
・マスクを外す時間もある
➡ 鼻の中がウイルスだらけになりやすい時間帯。
そこで大切なのが
⭐「園・学校から帰った直後の鼻洗浄」
🌟その効果
❶ 鼻に付着したウイルスを“即座に”洗い流す
→ 体の中に侵入する前に除去できる
(鼻はインフルの“最初の侵入口”です)
❷ 乾燥した鼻粘膜に湿り気を与え、線毛の動きを回復
→ フィルター機能が戻る
❸ 感染リスクを大幅軽減
→ 予防接種と同じくらい重要な「物理的な防御」
🎯重要なことは
寒波の季節は、鼻洗浄がインフルエンザの強力な予防策。
特に
👉 幼稚園・小学校の帰りにすぐ行う鼻洗浄は、最も効果的なタイミングです。
ウイルスを家の中に持ち帰らず、鼻の免疫力を維持できます。