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ギョーザ耳(耳介血種)

耳介血種とは、耳の軟骨と皮膚のあいだに血がたまって腫れる状態のことです。
柔道・ラグビー・レスリングなどの選手に多く、いわゆる 「カリフラワー耳」🥦 の原因です。


🔍 どうして血がたまるのか?(原因)

理由はとてもシンプルです👇

① 👂耳の軟骨は血のめぐりが弱い

耳の外側は “軟骨” でできていて、骨のように血管がありません。
かわりに 軟骨膜(なんこつまく) という薄い膜から栄養をもらっています。

② 🤕 強い圧力や摩擦で軟骨膜が「ペリッ」と剥がれる

・タックル
・マットとのこすれ
・殴打
などの衝撃で、軟骨膜が軟骨から “ペリッ” と剥がれてしまうことがあります。
単に寝るときに使う枕が固すぎたり、畳とこすれるだけでも生じる場合があります。

③ 💥 剥がれたすき間に血が流れこむ

軟骨膜の下の細い血管が切れて、
皮膚と軟骨のあいだに血液がどんどん溜まる → これが耳介血種です。


⚠️ 放置するとどうなる?

放置はNGです❌

● 🥦 カリフラワー耳(餃子耳)

血がたまったままだと、軟骨が栄養を失い変形します。
完全には元に戻りません。

● 🔁 再発しやすい

血を抜いても、たいてい1週間程度で再発します。
最低でも3回以上は脱血する必要があります。

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