🦠 A型とB型インフルエンザ、症状はほぼ同じ
まず押さえておきたいポイント👇
➡️ A型もB型も、症状には大きな違いはありません。
どちらも
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🤒 発熱
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🤧 鼻水
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🤢 全身倦怠感
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😣 筋肉痛
など、典型的なインフルエンザ症状を起こします。
病原性や重症化リスクも、基本的には どちらも同じくらい注意が必要 です。
📅 流行時期はちがう!
🅰️ A型:冬のはじめ〜春先に流行
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例年 12月〜2月がピーク
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2〜3月で収束 することが多い
(稀にA型に2回罹患する人がおり、私はA亜型があるのではないかと思っています。)
🅱️ B型:春先までしぶとく残る
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A型が終わったあとも 4月・5月まで散発的に感染
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「もうシーズン終わりだから大丈夫!」と油断した頃に感染するケースも😥
💊 どちらも基本的には抗ウイルス薬が有効ですが…
現在当院ではゾフルーザ錠診断直後の一回内服、が治療の主流となっております。
内服は極力早い方が良いです。
➡️B型は一部の薬が効きにくい可能性 も指摘されています。
そのため、B型が流行する春先は治療に難航しやすい ことも。
🐦🐖 A型は“動物由来”のリスクがある
A型インフルエンザは、
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🐦 鳥
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🐖 豚
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そのほかの動物
にも感染します。
さらに…
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鳥 → 豚
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豚 → 人
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鳥 → 人
と 動物から人へ感染するルートが複数存在 します。
そして怖いのが👇
➡️ 体内で異なるウイルス同士が混ざり合い、新しい型が誕生してしまうこと。
これは パンデミック(世界的流行)につながる原因 になることがあります。