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ウミガメが教えてくれる予防の大切さ

🐢🌊小笠原諸島で調査されたアオウミガメの体内から、最大60cmを超えるプラスチックごみが見つかったという研究結果が公表されたという話を知りました。
海洋プラスチック汚染が国境を越えて広がっている現実が、突きつけられました。

ウミガメの主食は大型の海藻です。
そのため、海中を漂うビニール袋やシート状のプラスチックを、海藻と誤認して飲み込んでしまうことが少なくありません。

今回の調査では、
・10頭中7頭の消化管からプラスチックが検出
・腸の一部が黒く変色している個体も確認
と、決して軽視できない状態が報告されています。


私は、かつての「レジ袋禁止(有料化)」を評価しています🛍️🚫

以前、日本の環境大臣が主導したコンビニのビニール袋削減政策は、当時かなり批判されました。

「意味がない」
「不便なだけ」
「環境対策のポーズだ」

そうした声は、今でもよく聞きます。

しかし、今回のウミガメの研究結果を見ると、
あの政策は決して的外れではなかったと、私は強く感じます。
実際、海岸にいくと、昔のようなビニール袋ゴミは目に見えて減り、ほとんど見かけません。

ビニール袋は
・軽く
・薄く
・海に流出しやすく
・生物が誤食しやすい

という、海洋生物にとって最悪の条件をすべて満たしています。
特にウミガメにとっては、命に直結する話です。


これは「環境論」ではなく「予防」の話です🩺🌍

野生のウミガメに、
腸閉塞の手術はできません。
薬を飲ませることもできません。

すなわち、
👉 原因を減らすしかない

 

これは医療で言えば、
・病気になってから治すのではなく
・病気になる前にリスクを下げる

予防医療と同じ発想で私には刺さります。


「やる意味はあった」✨

レジ袋削減だけで、海洋プラスチック問題が解決するわけではありません。

それでも、

✔ 何もしないより確実にマシ
✔ 生態系リスクの高いゴミを減らした
✔ 行動変容の第一歩になった

この点で、あの判断は評価されるべき政策だったと思います。

環境対策は、効果が見えるまで時間がかかります。
数年後・十数年後に、
「やっておいてよかった」と分かるものなのだと思います。

ウミガメの体内から出てきた巨大なプラスチックは、
私たち人間の生活の延長線上にある現実です。

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