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顔の神経について

❗たまに「顔面神経痛」とか言われるけど…それって正しい?

 

🧠顔面神経と三叉神経のちがいを知ろう!

人の顔には「神経(しんけい)」という電気の線のようなものが通っていて、表情を作ったり、顔の感覚を感じたりするために使われています。その中でもとても大事なのが、①顔面神経(がんめんしんけい)と②三叉神経(さんさしんけい)の2つです。

 


😊①顔面神経(がんめんしんけい)

👋顔面神経は、顔の筋肉をうごかす神経です!

たとえば…

  • 😄笑う

  • 😠怒る

  • 😮びっくりする

  • 😚くちびるをすぼめる

こんな「顔の表情」を作るときに働いています。

また、少しだけ耳の中や舌の一部にも関係していて、味を感じることにも使われます。

🧠顔面神経がこわれると…

  • 顔の片側が動かなくなる(顔面神経まひ)

  • 口がゆがむ

  • 目が閉じにくくなる

などの症状が出ることがあります。


😬②三叉神経(さんさしんけい)ってなに?

👃三叉神経は、顔の感覚を伝える神経です!

顔のどこをさわられているか、痛いのか、冷たいのか、などを感じることができます。

三叉神経は3つに分かれていて、

  • 👀目のまわり

  • 👃ほおや鼻

  • 👄あごまわり

など、広い範囲の感覚を担当しています。

🧠三叉神経がこわれると…

  • 顔がチクチク痛い

  • ピリピリ電気が走るような痛み

  • 触るだけで痛い

という「三叉神経痛(さんさしんけいつう)」というとてもつらい症状が出ます。




❗それで「顔面神経痛」と言われるけど…?

よく「顔の痛み=顔面神経痛」と言われることがありますが、実はこれは間違いです。

😖実際には「顔の痛み」は 三叉神経痛 であることがほとんど!

👉顔面神経は「動かす神経」、
👉三叉神経は「感じる神経」。

だから、顔が痛いときは「三叉神経」が関係しています。



📝まとめ

神経の名前 役割 主な症状
😊顔面神経 表情をつくる まひ・ゆがみ
😬三叉神経 顔の感覚を伝える ピリピリ痛い


👩‍⚕️もし顔に違和感や痛みがあったら、医師にしっかり相談して、どちらの神経が関係しているのかを見てもらうことが大切です!


 

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