驚いたことに日本にもいたのです。
🕰 いつの時代?
約 7200万年前(白亜紀の終わりごろ) に、日本の海にすんでいた海の爬虫類です。
🔎 どうやって見つかった?
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2006年、和歌山県有田川町の山で、大学院生の御前明洋さんが偶然発見しました。
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その後、京都大学や博物館の研究者と一緒に発掘を進めました。
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岩がめちゃくちゃ固くて、重機を使った大工事になり、全部で92日もかかりました。💪
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骨が壊れやすくて、取り出したあと 5年間かけてクリーニング作業 が行われました。
その結果… 体の約80% が見つかるという、すごく貴重な化石になりました。✨
📛 名前の意味
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Megapterygius wakayamaensis
👉 「和歌山産の大きなヒレ」という意味。 -
日本での通称は ワカヤマソウリュウ(和歌山滄竜) 🐉
📏 どのくらいの大きさ?
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全長:約6メートル(バス1台くらい)意外と大きい!
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頭は小さめで、あごや歯も細い → 小魚を食べていた と考えられます🐟
平和を好む種族だったようです。映画とイメージがだいぶ異なりますね。
✨ 特徴
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🦴 頭より大きな「前ヒレ」 → ウミガメみたいに前足で泳いでいた!
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🐬 背びれがあった可能性 → これはモササウルス類では世界初の証拠!
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👀 両目が前を向いていて「立体視」ができた → 獲物をねらうのに有利。
🌍 どうすごい発見なの?
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日本から 新しい属・新種 のモササウルスが見つかったのはとても珍しい。
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背びれをもつモササウルスの可能性を示したのは世界初。