🌍 ヨーロッパにおけるハロウィンの歴史
🍀 起源は古代ケルト人(約2000年前)
ヨーロッパのアイルランドやスコットランドに住んでいたケルト人は、10月31日に 「サウィン祭」 というお祭りをしていました。
これは「夏が終わって冬が始まる日」で、死者の霊👻が戻ってくると考えられていたんです。
🔥 火と仮装で守る
ケルト人は大きなたき火🔥を焚き、悪い霊を追い払いました。
また、動物の毛皮や仮面をつけて「霊に取りつかれないように」していました。これが仮装の始まりです。
⛪ キリスト教との出会い
中世になると、キリスト教が広がり、11月1日を「万聖節(すべての聖人を祝う日)」としました⛪。
その前夜を All Hallows’ Eve(諸聖人の日の前夜) と呼んだのが、のちの「Halloween」になったのです。
🎃 カボチャではなくカブ⁉
アイルランドでは、もともと カブ(かぶの仲間)🥔 をくりぬいてランタンを作り、悪霊を追い払いました。
アメリカに移住した人たちが「カボチャ🎃」に変えて広めたことで、今のハロウィンスタイルになりました。
🎃 日本におけるハロウィンの広がりの歴史
👻 1970年代ごろ
ハロウィンはもともとヨーロッパのお祭りでしたが、日本に入ってきたのはアメリカ文化を通じてでした。
最初に紹介されたのは、外国人向けのお店やテーマパークでのイベントでした。
🛍️ 1990年代
おもちゃ屋さんやお菓子メーカーがハロウィンを宣伝し始めました。
このころから、かぼちゃ🎃や魔女🧙♀️のイラストがスーパーに並ぶようになり、「お菓子を配る日」というイメージが広まりました。
当時、私は『ハロウィン』とは何なのかわからなかった記憶があります。
こんな名前の小学生女子向けホラー漫画雑誌があったかも?
🏰 2000年代
東京ディズニーランドやユニバーサル・スタジオ・ジャパンが、ハロウィンイベントを開催!
仮装した人たちが楽しむ風景がテレビや雑誌で紹介され、一気に人気が高まりました。
この時に日本ではハロウィン≒コスプレ大会と誤って解釈されたのだろうと思います。
🕺 2010年代
若者たちが渋谷や大阪ミナミなどの街に集まり、仮装パレードや路上イベントを楽しむようになりました。
日本独特の「コスプレ文化」と結びついて、大きなお祭りに発展しました。
しかし、ほとんどの人が体験したことがない『トリックオアトリート』の文化は日本に定着することはないと思います。
🛑 最近
人が集まりすぎて混乱したり、マナーの悪さ、犯罪行為がニュースになることもありました。
そのため、各地でルールを決めて楽しむ方向に動いています。
一時のハロウィンの盛り上がりが現在消失してしまったことに寂しさを感じています。
さて、🎃 ハロウィンと耳・鼻・のどの関係は?
ハロウィンといえば、仮装やお菓子🍭で楽しむイベントです。
でも、耳鼻咽喉科の視点で見ると、ちょっと気をつけたいことがあるんです。
👻 お菓子とむし歯・のどのトラブル
キャンディーやチョコ🍫をたくさん食べると、むし歯だけでなく「アレルギー疾患」につながることもあります。
私は、食品添加物、植物性油脂の人体への悪影響をよく説明しています…。あまり子供に市販の菓子は与えないようにしてください。
😷 仮装マスクと鼻・のど
ハロウィンで人気のマスクやフェイスペイント。
顔にペイントするときは、においの強いペンキやスプレーを吸い込まないよう注意が必要です。
🕯️ カボチャのライトと鼻炎
ジャック・オー・ランタン🎃に使うキャンドル。
煙を吸うと鼻がムズムズしたり、アレルギー性鼻炎の人は悪化することも。
LEDライト💡なら安全で、鼻やのどにもやさしいです。
👂 大きな音と耳
ハロウィンのパーティーでは、大音量の音楽🔊が流れることも多いです。
耳の鼓膜はとてもデリケート。長時間大きな音を聞くと「耳鳴り」や「難聴」の原因になります。