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Q:スギとヒノキの花粉症、どう違いますか


🌲スギ花粉症 と 🌳ヒノキ花粉症の症状を表にしてみます。

比較ポイント 🌲スギ花粉症 🌳ヒノキ花粉症
飛散時期 ⏰ 2月〜4月前半 ⏰ 3月下旬〜5月前半
ピーク 📈 2月末〜3月中旬 📈 4月上旬〜中旬
症状の特徴 🤧 くしゃみ・鼻水が強い 👀 目のかゆみ・充血が強い
飛散量 🌪 日本で一番多い花粉 🌤 少なめだが年によって大量飛散
地域差 🗾 全国的 🗾 主に東海〜西日本、関東
合併率 単独の人も多い 🤝 スギ花粉症の人の約6〜7割が一緒に発症


✅ 見分け方

  • 🌲スギ → 2〜3月に症状がピーク

  • 🌳ヒノキ → 「スギが終わったのにまだつらい…」となる4月に続く

    このため、毎年3月下旬に、1週間ほど患者さん数が減るインターバルが出現します。

  • 👀 目がかゆい・赤い・涙が出る → ヒノキの可能性大


💡 対策ポイント

  • 🕶 ゴーグル・メガネで目を守る

  • 😷 マスクは引き続き必須

  • 🏠 窓の開けすぎ注意、洗濯物は部屋干し

  • 💊 スギとヒノキ両方に効く薬を早めに開始



どちらも似た症状ですが、時期と症状の出方(鼻か目か)で見分けるとわかりやすいです👍

さて、ヒノキ花粉症の人が目の症状(アレルギー性結膜炎)を起こしやすい理由はいくつかあります👇


👀 ヒノキ花粉で結膜炎が起こりやすい理由

 

1️⃣ 花粉の形と成分の違い

  • 🌳 ヒノキ花粉はスギより小さく、軽いため、目に入りやすい

  • 花粉の表面にあるアレルゲン(タンパク質)が、スギより目の粘膜で反応しやすいとされます。

    とはいえ、樹木を素人が見分けるのは難しいです。


2️⃣ 飛散時期と環境

  • 🌸 ヒノキ花粉のピークは春のポカポカ陽気の時期

  • 窓を開ける・外出が増える → 花粉が目に入りやすくなる

  • 紫外線も強くなるので、目の炎症が悪化しやすい

     


3️⃣ スギとの「ダブルパンチ」

  • 多くの人はスギ花粉症+ヒノキ花粉症の両方を持っている

  • 2〜3月から続く炎症で、目の粘膜がすでに敏感になっている → ヒノキでさらに悪化しやすい


4️⃣ 目への沈着時間が長い

  • ヒノキ花粉は水に溶けやすく、目に付着するとアレルゲンがじわじわ溶け出して刺激する

  • その結果、👁かゆみ・充血・涙が強く出やすい


💡 ポイント

ヒノキ花粉は「目に入りやすい・炎症を起こしやすい・反応が長引く」という3拍子そろっているため、
アレルギー性結膜炎が強く出やすいといえます。

 


👀 ヒノキ対策

  • 🕶 花粉防止メガネを着用

  • 💧 人工涙液(防腐剤なし)でこまめに洗い流す

  • 💊 抗アレルギー点眼薬をシーズン前から使うと効果大

    舌下免疫療法シダキュアは、スギ、ヒノキ両方に有効です。つらい症状をお持ちの方にはおすすめいたします。

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