🚀宇宙飛行士・船旅のあと・高齢者のふらつき
高齢の方の、ふらつき感、非常に多いです。
実は「同じ仕組み」で起きています
「船を降りたあと、しばらく地面が揺れている感じがする」🚢
「年齢とともに、ふらつきやすくなった」🚶♂️
こうした感覚は珍しいものではありません。
実はこれらは、宇宙飛行士が宇宙から地球に帰還した直後に感じるふらつきと、根本的に同じ仕組みで起きています🛰️
👂バランス感覚は「耳だけ」ではない
私たちの体のバランスは
👂内耳の平衡神経
👀目からの情報
🦶足や筋肉の感覚
を🧠脳がまとめて判断することで保たれています。
どれか一つが弱くなると、脳は別の感覚で補おうとします。
🛰宇宙では何が起きる?
宇宙はほぼ無重力。
すると、耳の中で「傾き」を感じるセンサーが役に立たなくなります。
脳は
👉「耳の情報は信用しにくい」
👉 目や体の感覚を優先
というように、バランスの設定を変更します。
これが宇宙酔いや帰還後のふらつきの正体です😵💫
🚢船旅のあとにフワフワする理由
長期間、船の揺れにさらされると、脳は
👉「揺れている世界が普通」
だと学習します。
陸に戻っても、その補正がすぐに消えず、
揺れていないのに揺れているように感じるのです。
👴高齢者のふらつきも原理は同じ
高齢になると
👂平衡神経
👀視力
🦶筋力や感覚
が少しずつ低下します。
その結果、脳の調整が追いつかず、ふらつきが生じます。
検査で大きな異常がなくても、本人のつらさは本物です。
大切なのはここです👇
❌ 体が壊れた
⭕ 脳が環境や年齢に合わせて再調整している途中
宇宙飛行士も、船員も、高齢者も同じ。
「適応の途中」で起きる現象なのです。
🌱改善のポイント
🚶♀️安全に体を動かす
👀目を使う
🤸♂️無理のない運動
💬理由を知って安心する
これだけでも回復は大きく変わります✨
定期的な運動の習慣を持つことが非常に重要となります。
ウォーキングがおすすめ。
✨つまり
ふらつきは病気とは限りません。
脳が新しいバランスを学び直しているサインです。
「今は書き換え中」
そう理解することが、回復への第一歩になります。