日中の強い眠気や激しいいびきは
ご相談ください
睡眠時に呼吸が停止したり、低呼吸になることで、低酸素状態に陥る危険な疾患です。
多くの場合は激しいいびきを伴います。
睡眠が十分にとれないため、日中、突然の眠気に襲われることがあり、仕事や家事、運転などへの影響も考えられます。
放置すると高血圧や糖尿病、脳卒中、心疾患をまねく危険性もあるため、適切な治療が必要です。
治療方法
CPAP療法
無呼吸・低呼吸になった際に適切に空気を送り込む機器を使用します。マスクを装着して就寝すると、CPAPが呼吸の状態を感知して自動的に調整して空気を送り込みます。患者さんに合わせて空気圧などを適切に設定することで、装着にも慣れて違和感はなくなります。重症の場合は健康保険が適用されるため、治療費は月額5000円程度(3割負担)。毎月、受診が必要です。
マウスピース
就寝時にマウスピースを使用して気道を確保する方法で、症状が軽い場合に行います。専用のマウスピースが必要となるため、治療の際は連携する口腔外科をご紹介します。かかりつけ歯科医院がある場合はお申しつけください。
食生活の改善
睡眠時無呼吸症候群は、食生活や生活習慣が影響している場合もあります。食生活の改善はもちろん、適度な運動や規則正しい生活など、一人ひとりの患者さんのライフスタイルに合わせてアドバイスします。
肥満が原因の場合には漢方による治療も行っています
肥満が原因で睡眠時無呼吸症候群が発症している場合には、肥満に効果的な漢方を処方する場合もあります。腹部に脂肪が多くついている場合、汗かきで疲れやすい場合など、肥満のタイプに合わせて適切な漢方を処方いたします。