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耳掃除について

耳垢(みみあか)は、湿型と乾型の2種類に分類されます。湿型は粘りがあり飴状、乾型は粉状でサラサラしています。
この耳垢の型は遺伝的な要素が大きく、人種によって分布が異なります。
湿型はヨーロッパ人やアフリカ人に多く、90%以上が湿型とされます。
一方、乾型はアジア人やアメリカ・インディアンに多く、日本人では約80~90%が乾型です。

よく聞かれる質問 『耳掃除したい場合はどのような方法が良いですか?』

昔ながらの竹の耳かきがおすすめです。竹は弾力があり鋭利ではないので、耳の中に入れる道具として適しています。頻度は月1回程度で十分です。

また竹の耳かきは先端が少し曲がっていますが、人間はこのような形状の物が耳の中に入ってくると恐怖感を覚えます。

『痛くないかな』と神経を尖らせて、そーっと耳掃除するので、綿棒を使った時のように耳の中をガリガリとこすってしまうこともありません。

耳の中は危険を知らせるために、鼓膜に近い場所ほど神経が密になっていて、痛みを感じやすいのです。

痛みがあったら『これ以上奥に入っちゃダメだよ』というサインなので、それ以上はやらないようにしましょう。

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