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肥満は意志の弱さではなく、治療できる病気です

「食べ過ぎだから太る」
「運動不足だから痩せない」

昔はそのように考えられてきましたが、
現在の医学では、
肥満は単純に本人の努力不足だけで起こるものではないことが明らかになっています。

肥満は、摂取したエネルギーと消費するエネルギーのバランスが崩れることで起こります。
しかし、その背景には食事や運動だけでは説明できない、さまざまな要因が関係しています。

🧬 遺伝的な体質
🧠 食欲を調節するホルモンの働き
😣 ストレスや睡眠不足
💼 仕事や生活環境、社会経済的な要因

これらが複雑に絡み合って肥満につながることがわかっています。

実際に、BMI(肥満度)を決める要因の約67%は
遺伝的要因が関係しているという報告もあります。

つまり、「努力しているのに痩せない」ことは、
むしろ当然のことと考えられます。



💪 年齢を重ねるほど、減量は難しくなります

若い頃は少し食事を減らしたり運動を始めたりするだけで体重が落ちたという方も、
40代、50代になると「同じことをしても全く痩せない」と感じることが少なくありません。

その理由は、

✅ 基礎代謝の低下
✅ 筋肉量の減少
✅ ホルモンバランスの変化
✅ 長年にわたる生活習慣の積み重ね

などが影響するためです。

そのため、「もっと頑張れば痩せられる」という精神論だけでは解決できないケースも多くなります。


😴 肥満は睡眠時無呼吸症候群の大きな原因です

耳鼻咽喉科でも、肥満による影響を日々診療で実感しています。

肥満になると首まわりや喉の脂肪が増え、
睡眠中に気道が狭くなることで睡眠時無呼吸症候群を起こしやすくなります。

睡眠時無呼吸症候群になると、

🔹 強いいびき
🔹 日中の眠気
🔹 集中力低下
🔹 高血圧
🔹 心筋梗塞・脳卒中のリスク上昇

など、全身の健康に大きな影響を及ぼします。

さらに肥満は、

🍀 高血圧
🍀 糖尿病
🍀 脂質異常症
🍀 脂肪肝
🍀 膝や腰への負担

など、多くの生活習慣病の根本原因でもあります。

「少し体重を減らすだけ」で、
これらの病気が改善する方も少なくありません。



💉 ウゴービ皮下注(自費)

近年、肥満症治療で大きな注目を集めているのがGLP-1受容体作動薬「ウゴービ」です。

GLP-1は食事をすると小腸から分泌されるホルモンで、

✅ 食欲を抑える
✅ 胃から食べ物が出る速度をゆっくりにする
✅ 満腹感が長続きする

といった働きがあります。

この作用を利用した薬がウゴービです。

ウゴービは2024年に日本で肥満症治療薬として承認され、
医学的根拠に基づいた新しい肥満治療として広く使用されるようになりました。


🏥 当院でも自由診療によるウゴービ治療を行っています

当院では、ウゴービによる自由診療での肥満症治療を行っています。

もちろん、この薬は「楽をして痩せる薬」ではありません。

食生活や運動習慣の見直しを基本としながら、
ご自身の努力だけでは改善が難しい肥満症を医学的にサポートする治療です。

体重が減ることで、

✨ 睡眠時無呼吸症候群の改善
✨ 腰痛・膝痛の軽減
✨ 高血圧や糖尿病など生活習慣病の改善

が期待できます。


🌸 肥満は「自己管理ができない人の問題」ではありません。

体質、遺伝、ホルモン、加齢、生活環境など、
多くの要因が重なって起こる治療すべき病気です。

「何をしても痩せられない」
「健康のために体重を減らしたい」
「睡眠時無呼吸や生活習慣病を改善したい」

一人で悩み続ける必要はありません。
そのような方は、ぜひ一度ご相談ください。

医学の力を上手に活用しながら、
無理のない健康的な減量を一緒に目指していきましょう。🌿

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