🌱「ストレス」と聞くと、どのようなことを思い浮かべますか❓
仕事が忙しい💼、人間関係に悩む😔、責任が重い💦……。
一般的には、このような負担がストレスだと考えられています。
もちろん、過度なストレスは心や体に悪影響を及ぼします。
不眠や高血圧、胃腸の不調、うつ状態など、
さまざまな病気の引き金になることが知られています。
しかし、もう一つ、とても興味深い考え方があります。
それは、「何もやることがない状態」も、
人間にとっては強いストレスになるということです。
🧠贅沢な悩み、ともいえますが、
人間の脳は、本来、何か目標を持ち、
工夫し、少しずつ前へ進むようにできています。
そのため、適度な緊張感や課題があると集中力が高まり、
達成感や充実感を得ることができます。
一方で、一日中予定がなく、誰とも話さず、
自分の役割も感じられない生活が続くと、
「ゆっくり休んでいるはずなのに、何となく元気が出ない」
「毎日が長く感じる」
という状態になることがあります。
定年退職された方から、
「仕事を辞めたら楽になると思っていたのに、かえって気力がなくなった」
「朝起きても目標がない」
というお話を伺うことがあります。
これは決して珍しいことではありません。
🎈ストレスは風船に例えられることがあります。
強く押され続ければ風船は変形してしまいますが、
逆に空気が抜けて張りがなくなっても、
本来の力を発揮できません。
人間も同じで、
ストレスが多すぎても、
逆に刺激が少なすぎても、
自律神経のバランスは乱れてしまいます。
自律神経は、
心拍や血圧、睡眠、消化、体温などを
24時間休むことなく調整しています。
強いプレッシャーが続けば交感神経が過剰に働き続け、
疲労や不眠、動悸などが起こります。
一方で、刺激や目的を失った生活が長く続いても、
自律神経は本来のリズムを失い、
倦怠感や意欲低下、睡眠障害などを招くことがあります。
つまり、
自律神経にとって負担になるのは、
「忙し過ぎる毎日」だけではありません。
「何もしない毎日」が長く続くことも、
同じように心と体の調子を崩す原因になるのです。