🐻『宇都宮市の大学の敷地内にも熊出没』のニュースをみました。
名古屋市周辺では現在のところクマの目撃情報は極めて少なく、
日常生活でクマを意識する機会はほとんどありません。
しかし、今回のように市街地に近い場所でクマが出没した場合、
「大げさではないか」と思えるほどの対応が結果的には正しいことがあります。
🐻私は実際にクマ外傷に遭遇したことはないのですが、
クマにやられた人の外傷の写真は見たことがあります。
私は写真みて絶句しました。
クマによる外傷は、一般の人が想像する以上に深刻です。
🐻 クマの前脚は非常に強力で、一撃で顔面や頭部に重傷を負わせます。
🐻 爪は数センチにも達し、皮膚だけでなく筋肉や骨まで損傷することがあります。
🐻 顔面を狙われることが多く、失明や重度の顔面変形が残ることもあります。
🐻 生存しても長期の入院や複数回の再建手術が必要になることがあります。
これらに加えて強烈な精神外傷により日常生活に支障をきたすことは必然です。
医療者として熊外傷の写真や症例報告を見ると、
「遭遇しないことが最大の防御」という結論になるのは当然です。
今回の宇都宮市の対応は、
🏫 小中学校を休校
🎓 大学を休講
🚔 警戒態勢を強化
というかなり大規模なものですが、クマが住宅街や学校周辺を移動している状況を考えると、
万が一児童や学生が登下校中に遭遇した場合の被害の大きさを考慮した判断なのでしょう。
特に子どもは、
- クマの危険性を十分理解できない
- 予測不能な行動をとる
- 集団で騒ぐことでクマを刺激する可能性があるため、行政としては「やりすぎ」くらいの安全策を選びやすくなります。
名古屋市内ではこうした事態はまず想定しませんが、もし山崎川沿いや鶴舞公園でクマ出没の情報が流れたら、
多くの学校が休校を検討する出来事でしょうし、私もそうすべきだと思います。
医療の世界でも災害対策でも同じですが、「結果的に何も起こらなかった」は失敗ではありません。
むしろ最も望ましい結果です。
熊外傷の悲惨な症例を一回みるだけで、
「十分すぎる安全対策は決して過剰ではない」と感じるのは自然なことだと思います。🐻⚠️