👂耳の中にも「カビ」が生えることをご存知ですか?
初夏の今の時期、多いのです。
「カビ」と聞くと、お風呂場やエアコンを思い浮かべる方が多いと思いますが、
実は耳の中にもカビ(真菌)が生えることがあります。
これを「外耳道真菌症」といいます。
「抵抗力が落ちた人だけがなる病気では?」と思われがちですが、実際には若くて健康な方が意外とよく見られます。
特に、耳かきを頻繁にする方や、イヤホンを日常的に使用している人は注意が必要です⚠️
🦻こんな症状はありませんか?
・耳が急に聞こえづらい
・耳に水が入った感じが続く
・耳の中がかゆい
・耳だれが出る
・綿棒に血がつく
・耳の奥が痛い
・外耳炎がなかなか治らない
これらは普通の外耳炎とよく似ているため、症状だけでは区別がつきません。
🦠原因となるカビには主に2種類あります。
① カンジダ
白っぽく、ベタっとした見た目です。
鼓膜の近くに付着することが多く、治療が長引きやすいタイプです。
② アスペルギルス
黒いツブツブが特徴で、綿棒に「墨」のような黒いものが付くことがあります。
⚫綿棒に黒い汚れが付いた場合は、アスペルギルス感染の可能性がありますので、早めの耳鼻科受診をおすすめします。
💡治療はシンプルです。
✔ 耳の中のカビや分泌物をきれいに掃除、洗浄する
✔ 抗真菌薬(カビの薬)を塗る
ただし、少しでもカビが残ると再び増えてしまうため、何回か通院して丁寧に治療することが大切です。
❌抗生剤では治りません
普通の外耳炎は細菌が原因なので抗生剤を使いますが、真菌(カビ)には抗生剤が効きません。
そのため、正確な診断が重要になります。
👂予防で大切なこと
・耳かきをしすぎない
・綿棒で強くこすらない
・外耳炎を繰り返している方は早めに受診する
・イヤホンを日常的に使っていると、なりやすいので注意してください。
耳の中の皮膚はとてもデリケートです。
「かゆいから」と毎日耳かきをしていると、逆に傷ついて感染しやすくなってしまいます。
「耳の中が変だな?」
「綿棒に黒いものが付く…」
そんな時は、無理に触らず耳鼻科で相談してください😊